原作=宮部みゆき(新潮文庫刊・PHP文芸文庫)
脚本=佃 典彦(劇団B級遊撃隊)/演出=松本祐子(文学座)
『あかんべえ』
公演地によって前売開始日が異なります。
開始日前のお申込みについては、ご予約として承り、前売り開始後にお席を確定しチケットをお送り致します。
各都市公演の詳細については公演日程・チケット をご覧ください。
速報!!
舞台化の帯が文庫本にかかりました。
書店で是非お買い求めください!
新潮文庫刊
かいせつ・あらすじ
長編『あかんべえ』を書いていたころは、私の仕事歴のなかでも、ファンタジー熱がいちばん高まっていた時期でした。それは多分にテレビゲームのファンタジーものからの影響があったわけですが、自分の作品を創りあげるときには、やっぱり自分らしい色合いを出したいと思い、そうすると必然的に時代ミステリーの要素が前面に出てきました。
また、子供が大事なキャラクターとして登場する作品は、同じくらいの年代の子供さんに読んでもらいたいという思いもあり、言葉づかいや出来事の説明に気をつけるようにしました。それが上手くいったのかどうか、当時はまったくの手探りでしたし、今になって読み返してみましても、自分では判断がつかなくて曖昧なままです。
今回、前進座さんのプロデュースで『あかんべえ』が舞台化され、私が迷ったり楽しんだり頭を抱えたり、たまには一人でにんまり笑ったりしながらこしらえた訳ありの「おばけさん」たちが、生身の役者さんたちの力で現のものとなります。それが何よりも嬉しく、有り難く、心から楽しみにしております。
江戸・深川海辺大工町「料理屋ふね屋」には、五人の「お化けたち」が、なぜか成仏できずに彷徨っていた。
ふね屋の一人娘・おりんは、高熱に倒れ死の淵をさまようが命を取りとめる。
その日からおりんには、五人のお化けたちが見えるようになった……。
おりんと語らう中で、お化けたちが留まっている原因が、30年前にこの地で起きたある事件に関わっていることがわかってくる。そして、おりんの他にもお化けさんの姿が見える人がいて…。
「お化けが見える人は、お化けと同じ心の〝しこり〟を持っている」
ふね屋につどった人々の"心のしこり"が様々な形で現れ、次々と思いがけない出来事が襲ってくる。傷つき打ちひしがれながらも、ふね屋の人々もお化けたちも、互いに相手を思いやることで乗り越えていく─。
「人は、つながり合って生きてゆける」
人と人との絆が分断されがちな現代に贈る、ファンタジック・ミステリー!
幅広い層から絶大な人気を得る宮部みゆきワールド。
脚本には演出家・俳優としても活躍中の佃典彦氏。
演出には新劇界で引く手あまたの演出家・松本祐子氏。
前進座俳優陣と宮部氏、佃氏、松本氏そして前進座が初めてタッグを組む意欲作!
公演日程・チケット
■大阪公演
2023年 9月22日(金)~9月28日(木)
会場 国立文楽劇場 >>アクセス
2023年 | 9/22 | 9/23 | 9/24 | 9/25 | 9/26 | 9/27 | 9/28 |
金 | 土・祝 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | |
開演 | ★11:00 | 11:00 | |||||
13:00 | 13:00 | 13:00 | 13:00 | 13:00 | |||
15:30 | 貸切 |
★ 9月23日(土・祝)11:00の部終演後
佃典彦氏+松本祐子氏+出演者によるアフタートーク開催!
※該当回の観劇チケットをお持ちの方はどなたでも、そのままお席でご参加いただけます。
【上演時間】 2時間35分(休憩20分含む)
1等席:9,000円 ユースチケット(30歳以下):3,500円 |
|
8月21日(月) 10時~ |
|
チケットぴあ https://t.pia.jp/ 国立文楽劇場チケット売場
|
|
前進座関西事務所
|
|
|
■名古屋公演
2023年 10月9日(月・祝)~ 10月10日(火)
会場 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(旧名古屋市民会館) >>アクセス
|
【上演時間】 2時間40分(休憩25分含む)
A席:8,500円 C席:3,500円 ユースチケット(30歳以下):3,500円 |
|
9月7日(木) 10時~ |
|
カンフェティ https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=74487&
|
前進座フリーダイヤル
|
|
■東京公演
2023年 9月29日(金) |
|
立川・たましんRISURUホール 大ホール >>アクセス
|
2023年 10月12日(木) |
|
武蔵野市民文化会館 大ホール >>アクセス
|
|
2023年 10月18日(水)~10月23日(月) |
|
東京・日本橋 三越劇場 >>アクセス
|
|
2022年 | 立川 | 武蔵野 | 三越劇場 | |||||
9/29 | 10/12 | 10/18 | 10/19 | 10/20 | 10/21 | 10/22 | 10/23 | |
金 | 木 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | |
午前の部 | 11:00 | 11:00 | 11:00 | 11:00 | 11:00 | |||
午後の部 | 15:00 | 15:00 | ★14:30 | 14:30 | 14:30 | 14:30 | 14:30 | 14:30 |
18:30 |
★10月18日(水) 14:30の部終演後
佃典彦氏+松本祐子氏+出演者によるアフタートーク開催!
※該当回の観劇チケットをお持ちの方はどなたでも、そのままお席でご参加いただけます。
【上演時間】 2時間30分(休憩15分含む)
A席:8,500円 C席:3,500円 (三越劇場はC席なし) ユースチケット(30歳以下):3,500円 (全席指定) |
|
8月1日(火) 10時~ |
|
三越劇場(公演コード:) https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=73922&
武蔵野市民文化会館 大ホール(公演コード:) https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=73921&
立川・たましんRISURUホール 大ホール(公演コード:) https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=73919&
|
|
チケットぴあ https://t.pia.jp/ イープラス https://eplus.jp/ カンフェティ https://www.confetti-web.com/ |
前進座東京事務所
0422-49-0300 (平日 10:00~17:00・土日祝休)
配役・メインスタッフ
おりん | …………… | 山本春美 | ||||
太一郎(おりんの父) | …………… | 渡会元之 | ||||
多恵(おりんの母) | …………… | 上沢美咲 | ||||
おつた(「ふね屋」の女中頭) | …………… | 横澤寛美 | ||||
玄之介(「ふね屋」のお化け) | …………… | 藤井偉策 | ||||
おみつ( 〃 ) | …………… | 北澤知奈美 | ||||
笑い坊( 〃 ) | …………… | 松涛喜八郎 | ||||
おどろ髪( 〃 ) | …………… | 松浦海之介 | ||||
お梅( 〃 ) | …………… | 松川悠子 | ||||
孫兵衛(長屋の差配)/興願寺の住職 | …………… | 柳生啓介 | ||||
ヒネ勝(長屋の少年) | …………… | 玉浦有之祐 | ||||
島次(料理人)/銀次(島次の兄) | …………… | 中嶋宏太郎 | ||||
おたか(島次の女房) | …………… | 黒河内雅子 | ||||
白子屋長兵衛 | …………… | 上滝啓太郎 | ||||
おゆう(白子屋の娘)/お静(白子屋の娘) | …………… | 有田佳代 | ||||
浅田屋為治郎 | …………… | 寺田昌樹 | ||||
原作 | = | 宮部みゆき | |||
脚本 | = | 佃典彦(劇団B級遊撃隊) | |||
演出 | = | 松本祐子(文学座) | |||
美術 | = | 乘峯雅寛 | |||
照明 | = | 桜井真澄 | |||
音楽 | = | 日高哲英 | |||
効果 | = | 横山あさひ | |||
アクション | = | 渥美博 | |||
ステージング | 佐藤薫 | ||||
舞台監督 | = | 小野文隆 | |||
演出助手 | = | 横山あさひ |