松本清張=原作 鈴木幹二=脚色・演出
2023年10月8日(日) 京都教育文化センターホール
14:00 (13:30開場) | |
4,000円 (当日 4,500円) |
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9月4日 (月) 10時より |
■お申込み・お問合わせ
劇団前進座 関西事務所 |
出 演
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柳生啓介 | 浜名実貴 | 津田恵一 |
あらすじ
- 『天城越え』
- 昭和34年作。下田の鍛冶屋の息子として生まれた「私」は、母に反発して家出をし、静岡に住む兄を頼って天城越えをする。途中、修善寺の花街から足抜けをしてきた酌婦大塚ハナと道連れになるが、ハナは前を行く土工を認めると、「私」を置いて土工に言い寄っていく。後日、その土工の死体が川で発見された。
……やがて、三十数年が経ち、静岡で印刷業を営む「私」の元に、一人の老刑事が訪ねて来る。清張短編小説の代表的秀作。
- 『砂の器』
- 昭和35年発表の本格長編推理。国鉄蒲田駅操車場で男の扼殺死体が発見された。目撃情報から、東北訛りの「カメダ」という言葉を頼りに、老練の今西刑事たちは必死の捜査を続けるが、ついに空しく捜査本部は解散してしまう。そんなある日、被害者の養子だという人間が現れ、死体の身元は極めて善良だった元巡査だと知らされる。
やがて、今西たちの執拗な捜査は、一人の才能溢れる若者の人生の深淵を暴き出す。
……松本清張の代表作。