前進座京都初春特別公演
河竹黙阿弥=作 魚屋宗五郎 ─ 新皿屋舗月雨暈
舞踊 七福神宝之入船 ─ 長唄連中 ─
2024年 1月6日(土)~14日(日) 京都劇場 (JR京都駅ビル内) >>アクセス 【開演時間】 〈午前の部〉11:00開演 〈午後の部〉15:30開演
河竹黙阿弥作『新皿屋舗月雨暈』から二場を独立させた作品。「弁天堂の場」と「魚屋内の場」で構成するのが前進座上演の特徴。中村翫右衛門、梅之助が得意とし、今日まで上演870回を数えます。酒に酔ってゆく様を三味線にのせて精密かつ豪快に描写する芸、振り回される者たちのおかしみ、家族を理不尽な死で喪った人間の破れんばかりの感情──芸とドラマが渾然一体、宗五郎の藤川矢之輔を筆頭に前進座ならではの息の合ったチームプレイで酔わせます。
【あらすじ】 芝片門前の魚屋の宗五郎一家は、妹おつたを旗本の磯部主計介の元へ奉公に上げていた。磯部の愛妾となったおつたに家臣の典蔵も横恋慕。叶わぬ恋の逆恨みに、あらぬ不義密通をでっち上げる。これを信じ込んだ磯部は、逆上しておつたを手討ちにしてしまう。
【あらすじ】 皆さまおなじみの、弁天・大黒・布袋に寿老人、恵比寿・毘沙門・福禄寿、七人の神様が宝船に乗って、初春のお祝いを申し上げるところへ、あらわれ出たる神様は。さてこの一年の先行きはどうなりましょうか。 初春公演にふさわしい、おめでたい舞踊の一幕でございます。
【出 演】
チケット
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