ついに初日開演!!
さあ、国立劇場公演の幕が、開きました。
今年は、前進座ならではの作品二本立てで、見所も満載。出演者も例年にない数ならば、登場人物(?)達のキャラクターも多種多彩。
だれから紹介しようかな・・・・
『権三と助十』には長屋の住人達が大勢登場しています。
でははじめに、私、丸山と並んで井戸替えをしている女按摩役の高柳育子。
年に一度の井戸替えに住人総出で綱を引く、というこの場面。
役者一人一人の個性の見せ所!!
このお婆は若い者には任せていられないと、
真夏の暑さもなんのその、はりきって参加のご様子です。
続いては、大きなお腹の妊婦さん(黒河内雅子)その横でおろおろするばかりの、
なんだか頼りなさそうな旦那さん(亀井栄克)。
なにもこんな体で参加しなくてもいいのにね・・・
そうそうお腹の子は無事に生まれましたよ。幕切れでの
お た の し み
あー、あーいくら暑いからってこんなところでなにしてるの!!
この長屋の長老お婆の二人組み、誰だか判りますか?
もちろん、女優ではありませんよ。れっきとした女形です。
お恵一婆さん、お啓介婆さんご苦労さまですね。
とまだまだお見せしたいんですが、あとは舞台でのお楽しみ。
これらの面々が一挙に登場しますからね。
しっかり広い舞台、見渡して下さいね。
【長屋に住む嫁入り前の娘 丸山貴子より】