前進座トップページへ  

2009年 五重塔公演案内 日程
2009年 五重塔公演案内 あらすじ
2009年 五重塔公演案内 スタッフ・配役
2009年 五重塔公演案内 チケット

 

全国巡演

あらすじ

五重塔

一生に一度あるかないかという五重塔建立の大仕事―。

江戸で名うての棟梁、川越の源太(藤川矢之輔)が請け負う事になっていた
この仕事を「ぜひとも自分に」と朗円上人(中村鶴蔵)に願い出たのは、渡り
大工の十兵衛(嵐圭史)。

腕はあるのに世渡りが下手で、仲間から“のっそり”とあだ名される十兵衛が、
「大工となって生きる以上は、一度でよい、死んでも名の残る立派な仕事がし
たい」と思い詰めての申し出だった。

源太の女房・お吉(小林祥子)も子方の大工・清吉(中嶋宏幸)も、十兵衛が
親方を裏切ったと不満を抑えきれない。十兵衛の女房・お浪(浜名実貴)には
亭主の思いが痛いほどわかるが、これまで源太やお吉に受けてきた恩を思う
と動揺を隠せない。
最初は、恩も義理も忘れて自分を出し抜く仕業だと激怒する源太だが、考え
悩んだ末、十兵衛に仕事をゆずろうと決心して……。

十兵衛の一徹さ、源太のきっぷのよさ―。
職人としての意地と生き様、友情と信頼を描いて全国で絶賛された舞台!!

      

↑このページのトップへ