主な配役  
 

お六/八ツ橋

河原崎國太郎
 

願哲

藤川 矢之輔
 

佐野次郎左衛門

嵐  芳三郎
 

お守り伝兵衛(お六夫)

中嶋 宏太郎
 

金屋金五郎(伝兵衛弟)

早瀬 栄之丞
 

玉本小三(金五郎恋人)

玉浦 有之祐
 

釣鐘弥左衛門

益城 孝次郎

 


チラシ表面・裏面PDF(画像をクリック)

 

★ 新着情報

■2022/5/4: 感染症対策への取り組み案内を更新しました。

■2022/5/3: 公演期間中のロビー展示「五世河原崎国太郎展」の情報をアップしました。

■2022/5/3: 終演後トークイベント「五世国太郎を偲んで」(5/21午後の部) 出演者等の詳細が決まってまいりました。

■2022/4/26: メディア掲載 毎日新聞(ウェブ版および夕刊)
「河原崎國太郎 前進座の熱さ、伝えたい~」

■2022/4/22: メディア掲載 シアターナタリー
「河原崎國太郎が悪婆・お六と遊女・八ツ橋演じる~」

■2022/3/23: 全出演者と配役、更新いたしました。

■2022/2/28: 当公演ページ、アップしました。

■2022/2/24 : Youtubeチャンネル「ふかぼり芝居講座『アクバの横顔─杜若艶色紫』エピソード5」アップしました。

■2022/2/21 : Youtubeチャンネル「ふかぼり芝居講座『アクバの横顔─杜若艶色紫』エピソード4」アップしました。

■2022/2/18 : Youtubeチャンネル「ふかぼり芝居講座『アクバの横顔─杜若艶色紫』エピソード3」アップしました。

■2022/2/10 : Youtubeチャンネル「ふかぼり芝居講座『アクバの横顔─杜若艶色紫』エピソード2」アップしました。

■2022/2/2 : Youtubeチャンネル「ふかぼり芝居講座『アクバの横顔─杜若艶色紫』エピソード1」アップしました。

 

みどころ

強く快活な江戸の女性キャラクター
スリルと滑稽味、南北が生んだ〈悪婆もの〉の見ごたえたっぷり

江戸の大作者・鶴屋南北。近年の前進座では『お染の七役』『東海道四谷怪談』の上演が記憶に新しいところ。『杜若艶色紫』は、前進座の初演・再演時(一九七七・一九八一)には「お六と願哲のメインタイトルで上演。五世河原崎国太郎の〈お六〉役が高い評価を得て、「〈悪婆もの〉の国太郎」の名を一気に高めました。

この度は、先代国太郎の没後、上演機会を逸していたところ、四十一年ぶりの上演。当代國太郎にとっても本領発揮、しかも大役二役を演ずるもので、女方國太郎、また「南北劇の前進座」、とっておきの一作と言えるでしょう。折しも先代国太郎の三十三回忌にあたり、その舞台を偲びつつ、座と歌舞伎界の大事なレパートリーに光を当てます。

歌舞伎ジャンルの中の〈悪婆もの〉。悪婆に老女の意はなく、江戸の女性キャラクターにはめずらしい強く自立した女性像と言えます。男と渡り合い胸のすくような悪婆お六、タイトルにも織り込まれる艶と色を体現する遊女八ツ橋。二役早替わりの趣向もあり、スリリングなドラマが、滑稽味あるやりとりとともに展開してゆきます。前進座歌舞伎らしい明快な仕立てと、鶴屋南北一流の企みある娯楽劇をお楽しみ下さい。

 前進座YouTubeチャンネル「ふかぼり芝居講座」でさらに詳しく

公演日程

2022年5月14日(土)~23日(月)

 国立劇場大劇場 アクセス

5月 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
午前の部
11:00 11:00 貸切 11:00 11:00 11:00 貸切 11:00 11:00 11:00
午後の部
15:00 貸切 15:00 貸切

5月21日(土) 午後の部 終演後 トークイベント「五世河原崎国太郎を偲んで」開催(無料)

【上演時間予定】

  5/14・15・21・22(開演=11:00/15:00)
  5/16・20(開演=11:30)
  5/17・18・19・23(開演=11:00)

※午前の部、午後の部で休憩時間が異なります。
ご注意くださいませ。

      11:00開演 11:30開演 15:00開演
序 幕   向両国の場 11:00~12:30 11:30~13:00 15:00~16:30
二幕目 第一場 三河島万寿屋寮の場
  第二場 根岸庚申塚の場
  第三場 万寿屋寮奥座敷の場
  第四場 万寿屋寮裏手の場
幕 間 25分 25分 20分
三幕目 第一場 お六住家の場 12:55~13:40 13:25~14:10 16:50~17:35
  第二場 日本堤の場

 

5月21日(土)午後の部 終演後トークイベント開催

「五世河原崎国太郎を偲んで
    ~女方と女優が語る、人と芸~」

先代国太郎の人と芸について、お三方に、お話をうかがいます。
座で長く苦楽を共にしたトップ女優・いまむらいづみ、先代のそばで学んだベテラン女方・辰三郎、名跡と芸を受け継ぐ孫の六代目・國太郎、それぞれの立場から、思い出や芸の魅力を語っていただきます。

●終演後すぐ始まります。約20分間ほど(18:00頃おしまい)

【出 演】
いまむらいづみ 山崎辰三郎 河原崎國太郎

☆司会    高柳 育子
(2022/5/3更新)

 

特別開催・五世河原崎国太郎展
    ~公演期間中・大劇場1階ロビーにて

舞台衣装、楽屋のれん、愛用の品々、舞台写真などを展示。
女方ひとすじに歩んだ、稀代の俳優を偲びます。
○ 日本画家・野田九浦が揮毫した「助六」揚巻の打掛
○ 彫刻家・御正進による胸像
○「定本女形」「女形芸談」などの著書
ほか

観劇料金(全席指定・税込)

ー等席 10,000円/二等A席 5,500円/二等B席 4,000円/三等席 3,000円
特等席 12,000円

お得なセットチケット

■イヤホンガイド付きチケット 各等席料金プラス650円 (前進座のみ扱い)⇒ 詳細

■客席表はこちら⇒(PDF)

※前進座公演の席種・席割は、国立劇場主催の歌舞伎公演における席種・席割と異なります。

 

チケット 

3月11日(金) 10:00~ チケット発売開始
3月8日(火) 10:00~ 前進座友の会先行発売

 

前進座チケット専用 0422-49-0300 (平日 10:00~17:00 土日祝休)
前進座ウェブサイト http://www.zenshinza.com/
プレイガイド チケットぴあ https://t.pia.jp/
イープラス  https://eplus.jp/
カンフェティ https://www.confetti-web.com/
  国立劇場チケット売場(窓口販売のみ10:00~17:00)

オンラインチケット

Confetti[カンフェティ]

・ご予約前に、「カンフェティ」への会員登録(無料)が必要となります。

 

 

劇場・サービス 

同時解説イヤホンガイドと補聴イヤホン  イヤホンガイド・ホームページ 

前進座公演限定
選べる2種類のサービス
ご観劇のおともにぜひご利用下さい!
1.【同時解説イヤホンガイド】使用料 700円
あらすじ・配役・衣裳・道具・お芝居の独特な約束事などをタイミングよく解説します。
2.【補聴イヤホン】使用料 700円
舞台の音が聴こえやすくなります。解説や休憩時間の放送はありません。(台数に限りあり)
劇場内「イヤホンガイドカウンター」で貸出

 

国立劇場【交通案内】  国立劇場ホームページ

 

国立劇場【食堂・喫茶・売店】  国立劇場ホームページ

劇場内に、食堂・喫茶がございます。
幕間のお食事・ご予約については、各店舗にお問い合わせ下さい。

 

あらすじ

見世物小屋の蛇つかいお六(國太郎)は、破戒坊主の願哲(矢之輔)とともに、遊女八ツ橋(國太郎)をだまして金を奪おうとする。八ツ橋には恋人の佐野次郎左衛門(芳三郎)がいるのだが、お六と願哲が仕組んだ悪事に翻弄され、二人の仲は裂かれてしまう。ところが、八ツ橋こそが幼くして離れた実の妹だとわかり、お六は八ツ橋を、また次郎左衛門と彼をかくまった夫伝兵衛(宏太郎)を、さらに駆け落ちした義弟の金五郎(栄之丞)と小三(有之祐)を助けようと、願哲と対立してゆく……

 前進座YouTubeチャンネル「ふかぼり芝居講座」でさらに詳しく

【配    役】

河原崎國太郎

お六/八ツ橋

河原崎國太郎

藤川矢之輔

願哲

藤川 矢之輔
嵐 芳三郎

佐野次郎左衛門

嵐  芳三郎
中嶋宏太郎

お守り伝兵衛(お六夫)

中嶋 宏太郎
益城孝次郎

釣鐘弥左衛門

益城 孝次郎
早瀬栄之丞

金谷金五郎(伝兵衛弟)

早瀬 栄之丞
玉浦有之祐

玉本小三
(金五郎恋人・娘軽業師)

玉浦 有之祐
 

 

       
渡会元之

勘八(判人)

渡会 元之
山崎辰三郎

太平次(万寿屋亭主)・
お倉(お六の母)

山崎 辰三郎
松涛喜八郎

蔦屋佐次郎(茶屋亭主)

松涛 喜八郎
姉川 新之輔

づぶ六の三(非人)

姉川 新之輔
嵐 市太郎

丹治(次郎左衛門若党)

嵐 市太郎
藤井偉策

権平(弥左衛門中間)

藤井 偉策
柳生啓介

さそく三右衛門
(見世物口上役)

柳生 啓介
寺田昌樹

半七(見世物師)

寺田 昌樹
新村宗二郎

万八(見世物師)

新村 宗二郎
松永 瑤

太郎二(見世物師)

松永 瑤
松浦海之介

利助(万寿屋の若い者)

松浦 海之介
上滝啓太郎

お岸(芸者)

上滝 啓太郎
和田優樹

女中一(万寿屋の女中)
仙吉(酒屋御用)

和田 優樹
石嶋 隆生

女中二(万寿屋の女中)

石嶋 隆生
       

※出演を予定しておりました武井茂は、都合により出演取りやめとなりました。(2022 年4月5日)

 

【スタッフ】

鶴屋南北
改訂 小池章太郎
補綴・演出 中橋耕史
演出協力 金子良次
   
装置 熊野隆二
装置補 佐藤琢人
照明 桜井真澄
音楽 杵屋佐之忠
音楽補 杵屋勝彦
  杵屋佐之義
  田中佐幸
舞台監督 小野文隆

 

 

★関連動画 ~ 前進座 Youtubeチャンネルより ~

 


 

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Zenshinza Kabuki
May 2022 National Theater of Japan