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2005年9月29日版
公演だより

 

 

 

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Vol.13

班内HP担当=高橋佑一郎


 

〜 或る小倉日記『銃口』篇 〜

9月20日(火)
誕生!「わるいやつら」

田川から小倉への移動日。昼すぎに小倉到着。私には特別思い入れの深い街だ。5年前、花みづきの会「或る『小倉日記』伝」に主人公田上耕作役で出演することになった私は、彼の足跡を訪ねて連日炎天下の小倉の街を歩いた。「役者さんって大変なんですねぇ」私のわがままに全面的に協力してくれたのが松本清張記念館のスタッフの皆さんだった。その後、朗読劇「西郷札」「或る『小倉日記』伝」を連続上演できたのも皆さんのお力によるものだ。今夜はIさん、Yさん、Oさんの3人の記念館スタッフとの交流会。次回の朗読劇の構想をどうするかで話が盛り上がった頃、突然北九州市民劇場の事務所から電話が。前例会会員クリアまであと一歩、なんとか記念館の皆さんにも入会してもらえないか、とのこと。そして、その場ですぐに新サークルが誕生!プラス3名。電話の向こうからも拍手が聞こえる。見事クリアされた瞬間だ。サークル名は清張作品にちなんで「わるいやつら」に決定。でも、お3人ともとても美しくて良いやつらなのです 。

 

9月21日(水)
芝居をしなくてもいい劇場!?

「良かったぁ、いい芝居ねぇ、素敵な初日ね」終演後、市民劇場事務局長の民谷さんが興奮しながら楽屋に飛び込んできた。

北九州芸術劇場中ホールでの初めての公演。舞台と客席の心が完璧に一つになったような、熱く感動的な舞台だった。

それにしてもこの小屋は素晴らしい。観客の息づかいや興奮がそのまま真直ぐ舞台に伝わってくる。ものすごい集中力だ。だから役者もがんばらなくていい、いや、がんばってはダメなのだ。芝居をしようとせず自然体の人間でいれば台詞はそのまま客席に伝わる。

今日の舞台は北九州の会員の皆さんの熱い思いの結晶だ。ありがとうございました。よし、これから一週間、がんばるぞ!

【柳生啓介 記】

 
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直方から田川へ向かう電車。「銃口」班で貸切状態でした。

■ 直方から田川へ向かう電車。「銃口」班で貸切状態でした。

田川は皆そろっての夕食でした。なぜか、かくし芸大会に、狸踊りをする演出部の山本。
■ 田川は皆そろっての夕食でした。なぜか、かくし芸大会に、狸踊りをする演出部の山本。
小倉の宿は小倉駅の上、とてもゴージャスで、快適で、いい眺め! 
■ 小倉の宿は小倉駅の上、とてもゴージャスで、快適で、いい眺め!
 
小倉では2回お通しを頂きました。 ごちそうさまです!
■ 小倉では2回お通しを頂きました。 ごちそうさまです!
リバーサイドにある、お洒落な場所に会館が、北九州芸術劇場です。
■ リバーサイドにある、お洒落な場所に会館が、北九州芸術劇場です。
とても条件の良い、演劇専用ホールで、「銃口」初の一週間居つき公演。
芸術劇場の窓から、小倉城が見下ろせます。
■ 芸術劇場の窓から、小倉城が見下ろせます。
 
 
銃口 

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