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2005年10月24日版

Vol.12

班内HP担当 栗沢 学



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プレゼント抽選会では圭史、矢之輔、菊之丞、梅雀、國太郎がそれぞれの色紙をお贈りしました。@秋田
『杏佳とお散歩』PARTZでもご紹介しましたが、バス移動の途中で奥入瀬渓流に寄りました。

 

 


『奴の小万』をご覧になった方はこの写真の意味がおわかりでしょう。
源次郎さんも殺されることなく元気に巡演しております。

 

 


康楽館正面。


 


かんがえるネズミくん?
いやいやヒロムくん。
伽羅先代萩「床下」の場より。
上滝くんは荒獅子男之助で奮闘しました。


 

 こんなこともやってます!

『髪結新三』の東北巡演も無事終了。
そして次の日、矢之輔始め16名のメンバーは、平成16年度文化庁委嘱事業 東北地区アートマネジメント研修会『歌舞伎と芝居小屋』に参加してきました。鈴木大・上滝啓太郎がレポートします!

 

東北巡演の締めくくりは、秋田県は小坂町、康楽館での歌舞伎ワークショップ。
この康楽館は明治43年に建てられたとのこと。外観はレトロな西洋建築なのですが、中に入ると桟敷席が広がり、建設当時の柱や手すりなどが今も使われて、明治時代の芝居小屋の雰囲気が感じられる素敵な劇場でした。

さて、その日のプログラムですが、まず矢之輔さんによる「歌舞伎についてのお話」歌舞伎の歴史から楽しみ方等等のお話。

第二部が「舞台機構の解説と実体験」。康楽館ならではの仕掛けの説明です。すっぽんと盆回し。さすが康楽館。日本最古の芝居小屋の肩書きは伊達ではございません。何と人力で動かすのです。凄いですね。

第三部は「歌舞伎の基礎訓練と立廻り」ふだん僕達が行なっている訓練と、色々な道具を使った立廻り。これも歌舞伎の醍醐味ですね。

そしておしまいに杏佳さんが「髪結新三」のお菊になるまでをノーカットでご覧頂くのと平行して、お客様に実際に化粧を体験していただきました。女形の出来るまでですね。化粧をして、衣裳を着て、カツラをかけるまでの30分。楽屋でしか見られない風景を、ノンストップでご披露。体験の方も2人の男性が隈取と女形に挑戦。新しい何かに目覚めたとか目覚めなかったとか・・・
皆さん康楽館の情緒と歌舞伎の楽しみを満喫していただけたのではないでしょうか。


【上滝 啓太郎 記】

 


 

あーっと! 私も一言言わせてください。 あっ、すいません。鈴木大です。いつもどうも。

私も康楽館の歌舞伎ワークショップに参加しておりました。そして、私、第三部の立廻りの中で、

初めて、初めて、とんぼを返りました。


お客様の前では初披露でした。ここだけの話、本当は凄く怖くて不安で、もうドキドキだったんです。うまくいったときは本当にホッとしました。これからも稽古に励み、いつか本公演でとんぼを返れるようになりたいです。

どうぞ皆様、そのときはよろしくお願いします!!


【鈴木 大 記】

 

< 康楽館HP >
http://www.town.kosaka.akita.jp/kourakukan/kourakukan.htm

 





◆人手不足のため、ほかの出し物のの写真が撮れませんでした。
悪しからず、文章からご想像ください。(担当)◆
 

髪結新三:中村梅雀、家主長兵衛:小佐川源次郎、下剃勝奴:中嶋宏幸

女形の化粧を実演する杏佳さん、このあと衣裳を着て、鬘を掛けて完成です。

今回は2名の代表の方に隈取と女形の化粧を体験していただきました。

 

髪結新三


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