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班内HP担当=紫野 明日香

2005年12月20日
今日われ千穐楽なり

2005年12月11日
公演も残すところ一週...


2005年11月24日
福山にて初日を迎え、...

2005年11月15日
『今日われ生きてあり...


福山にて初日を迎え、全国を巡演中の「今日われ生きてあり」班です。
今回の旅は全国の実行委員会さん主催の公演が多く、たくさんの方々のお力に支えられています。
川棚公演では川棚から知覧の特攻基地へ行かれ19歳で沖縄へ飛び立たれた深草安雄さんのご兄弟が観に来てくださいました。
ロビーで深草さんの遺品も展示されていました。

深草さんも舞台に登場する三角兵舎でお過ごしになられたのだと思います。

深草さんの遺品は静かに私たちに訴えかけているような気がしました。

そして長崎ではバス移動中に、寄り道をして佐世保にある釜墓地に行ってきました。

戦後60年経った今でも、ご遺族の元に戻ることの出来なかった6000名もの戦没者がここで眠っておられます。
当時の厚生省は米軍から渡された戦没者の名簿を何十年も公表しなかったため、ご遺族を捜すことが困難になってしまったのです。

ここで6000名ものご遺体が荼毘にふされました。
奧の建物は米軍基地内の住宅と学校。右に見える塔はハウステンボスです。

一時はこの場所への道路が閉鎖されていたためにここを訪れる人も絶えてしまっていたそうですが 立派な供養塔が作られています。

忘れられない、忘れてはいけない戦争の傷跡を深く心に刻み、「今日われ生きてあり」班は平和への思いを込めて今日も全国で公演を続けています。

【紫野 明日香 記】


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劇団前進座
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