さる3月11日、私達、出雲の阿国班はご当地出雲にて初日をあけました。
演出・装置・照明・音楽・振付が全てリニューアルされた新生「出雲の阿国」!!初日を出雲で迎えるのも、何かのご縁と言えるでしょう。阿国班一同、伝介の台詞にある「楽しんだ心が残る」ような舞台を精一杯つとめます。中国ブロックの皆様、どうぞご期待ください。
いずも演劇鑑賞会の池淵事務局長様から、私達とこれから伺う中国ブロックの皆様に向けて、メッセージを寄せて頂きました。 ありがとうございます!
【班内HP担当 石田 聡 記】
3月11日夜、無事初日の幕を開けました。感動的なストーリーの展開の中に、躍動感のある踊りと、近代的な音楽との融合がすばらしい舞台でした。阿国の座長芝居という感じではなく、アンサンブルの取れた、登場人物それぞれの生き様が良く描かれていて、前進座らしい舞台でした。脚本はそのままのようですが、すべてを新しくして作り直されたかのような、まさに「平成出雲の阿国」と言える物に変身していました。前進座の方達いわく、中国ブロックとの共同作業で今回の舞台が創れたそうです。3年前に東京で見た人達の意見を真摯に受け止めて下さって、希望をかなえてくれた演出の鈴木さんをはじめ新しいスタッフも迎えての舞台づくりは大成功したと思います。
幕が開いたその後は、舞台を良くするも、だめにするも、「銭を払ってみにくる大衆=私達」の手にゆだねられました。1回1回さらに良くなっていくでしょう。ご期待ください。応援団旗ののぼりも飾って、ロビーの雰囲気も華やいでいます。今日から突然冬に舞い戻って、とっても寒いですが、あと2日間、がんばります。
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いずも演劇鑑賞会 池淵節子】 |