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赤ひげ

国立文楽劇場 赤ひげチラシ

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★こちらは2006年10月〜12月の公演だよりです

No1 ただいま巡演中
No.2 旅だより
No.3 医療生活協同組合の
皆様と
  No.4 千穐楽

 

 

赤ひげ旅だより

ただ今名古屋で公演中。本日千秋楽です。先日11/12に、主催者である南医療生協さんのお祭りで立ち回りや踊りなどを披露し、芝居の楽しさをアピールしました。その時の皆さんの『赤ひげ』にかける情熱に感動した私たち。今まで観劇なんてあきらめていた患者さんに劇場に来てもらうため万全の態勢を取ろう!と決めたことで、『赤ひげ』を観るためにリハビリに励んでいる患者さんの話も聞きました。
その時参加した藤井偉策くんのコメントです。

立ち回りや踊り

 こんにちは、研修生の藤井 偉策です      

僕は最近とても実感した事があります、
それは観客はただ観ているのではなく、芝居を創る一員である、ということです。
僕は今『赤ひげ』に出演しています、役は患者とやくざ秀です。今回初めて専任助手という仕事を任されました。毎回赤ひげ先生や先輩方に怒られながらやっています。
そしてつい最近、お客様と接する機会がありました。とてもエネルギッシュで目的に向かって突き進む、という印象の方達でした、
その方達はとても『赤ひげ』を心待ちにしてくださっていて、とても期待されているのがひしひしと伝わってきました。
こういう方達の想いが集まって一つの公演が創られるのを実感しました。
僕も『赤ひげ』を創る一員として、一生懸命勤めたいと思います。

藤井 偉策

 写真は稽古中 松平邸のお小姓の竹下くんです

 研修生の竹下雅臣です。今回の「赤ひげ」で初舞台をふみました。

 48年前の山本周五郎の作品「赤ひげ」は現代の医療の問題と通じている。この演出家の言葉でスタートした今回の「赤ひげ」公演。芝居を観て支えて下さった方々の感想を聞く度にこの事を実感する毎日でした。初舞台で「赤ひげ」のメッセージを伝える一員になれた事を幸せに思います。

竹下雅臣

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