「三人吉三巴白浪」初参加の上滝啓太郎です。
寒い日が続いてますね。
さてさて、「三人吉三」の稽古も２００５年と同様いよいよ大詰めを迎えようと しております。
「月も朧に白魚の・・・」で始まる名台詞、途中で遠くから厄払いの呼び声が聞 こえてきます。
こういう季節感が歌舞伎のいいところですね。今回この厄払いの呼び声を私がやらせてもらえることになりました。
姿こそ見せませんが、精一杯務めますのでますのでよく耳をすませて聴いて下さ い。

とにかくこの「三人吉三」は見所満載。お正月にふさわしい華やかなお芝居です。
前進座の２００６年は「三人吉三」で始まります。
「三人吉三」を観なければ東日本の２００６年は始まりません。（西は「たいこどんどん」で）
皆様のお越しを一同心からお待ちしております。
それでは良いお年を。

【上滝啓太郎 記】

◆ 矢之輔の和尚吉三、杏佳のおとせ、亀井の手代十三郎。