釜石をあとに公演地は成田。
この日の客席は、朝は高校生、昼は中学生の皆さん。
成田と佐倉はお隣、佐倉の義民たちは、まさに郷土の暮らしを守った人々。
佐倉・宗吾霊堂に祀られる木内宗五郎
強訴の罪は、親子夫婦同罪、打ち首。 但し、十歳に満たない女の子は、連座しないで済む掟。
佐倉藩は、それを男の子の名前にして共に死刑にしてしまった、と宗吾霊堂の宗吾様御一代記は伝えています。
義民ロード 宗吾が直訴に向かった道。
このあと各地を巡ったサクラ前線は、七月の終わりに再び宗五郎のふるさと千葉に戻ります。
成田の翌日は九州。
梅雨どきにしては、好天に恵まれてきた一行は早速、天水桶を引っくり返したような雨の洗礼をうけました。
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